年齢別・目的別で選書し、読み聞かせのしやすさ/ページ数・対象年齢の目安/英語対応まで整理。
最後に入手先(紙・電子・図書館)もまとめました。
目次
ハロウィン本は“季節の導入装置”
10月前後は園や学校、ご家庭で「行事の意味をやさしく伝えたい」「読み聞かせで盛り上げたい」という需要が高まります。
本特集は1~3歳/4~6歳/小学生/大人まで、日本語絵本・学び本・英語絵本を横断して今入手しやすい定番~良書を厳選しました。
年齢別|子ども向けハロウィン絵本おすすめ
1~3歳向け|色と形を楽しむ“はじめてのハロウィン”
- 『ハロウィンのかくれんぼ』(いしかわこうじ/ポプラ社):作者ページ/ポプラ社公式通販・大型絵本
かたぬき仕掛け。対象0~2歳目安。視覚的に「かぼちゃ/おばけ/こうもり」を楽しく学べます。 - 『だれ だれ? ハロウィン』(えがしらみちこ/白泉社):刊行リリース
当てっこ参加型。2020年刊/定価968円。こわくない系で導入に最適。 - Little Blue Truck’s Halloween(英語ボード):公式サイト/Amazon
フラップでコスチューム当て。韻のテンポがよく、読み上げやすいです。
読み聞かせのコツ(1~3歳)
・しかけを先に体験 → 名称語彙(pumpkin/bat/ghost)を短く付与
・「Trick or treat!」だけ英語でコール&レスポンス(3回)
4~6歳向け|物語でワクワク+行事理解
- 『ハロウィン!ハロウィン!』(西村敏雄/白泉社)/Amazon
仮装準備から合言葉まで流れがわかる“新定番”。 - 『おおきなかぼちゃ』(E.シルバーマン/主婦の友社)
『おおきなかぶ』オマージュ。繰り返し表現で参加型の楽しさ。 - 『ハロウィーンって なぁに?』(クリステル・デモワノー/主婦の友社):絵本ナビ
起源・楽しみ方・ランタン作りまで一冊で理解。 - 『ハロウィン ドキドキ おばけの日!』(ますだゆうこ/文溪堂)
物語+パーティーレシピや豆知識付きで実践に強い。
読み聞かせのコツ(4~6歳)
・導入5分:仮装アイデアと合言葉を事前共有
・本編10分:繰り返し文は子どもと合唱
・しめ5分:安全ルール(暗い道・アレルギー表示)を確認
小学生向け|読み応え&学び
大人にもおすすめ!ハロウィン気分を味わえる書籍
ホラー小説・怪談系
- Ray Bradbury『The Halloween Tree』(RH公式/Amazon)
- Neil Gaiman『The Graveyard Book』(HarperAcademic)※作品選択は各自の価値観で。
文化・歴史の解説書
- リサ・モートン『ハロウィーンの文化誌』(原著研究・図版が豊富)
絵本好き大人に
英語教育にも◎ 英語で読めるハロウィン本
幼児向けやさしい英語絵本ベスト3
- Little Blue Truck’s Halloween(lift-the-flap/語数少/韻)
- Spooky Pookie(Sandra Boynton)(衣装えらびの反復で語彙定着)
- Pete the Cat: Trick or Pete(しかけ×反復で音読が楽しい)
英語初心者の親でも読める!読み聞かせポイント
- 1ページ1センテンスに間を入れる(絵→英語→日本語要約)
- 韻の反復は手拍子・指差しと合わせる
- 固有名詞は最初の1回だけ丁寧に、以後は指差しで処理
どこで買える?(入手方法ガイド)
- Amazon.co.jp:洋書ボード在庫が安定(上記各商品ページ参照)
- 国内大型書店の取り寄せ(例:紀伊國屋 など)
読み聞かせをもっと楽しく!本の活用アイデア
絵本を使ったごっこ遊び・仮装アイデア
『ハロウィン!ハロウィン!』の手作り仮装→家の中“トリック・オア・トリート巡り”に展開。
3~4か所の訪問ポイントで満足度アップ。
読後に楽しめる工作・アクティビティ
- 『ハロウィーンって なぁに?』のランタン作りを参考に紙コップ提灯へアレンジ(LED推奨)。
- 『ハロウィン ドキドキ おばけの日!』巻末ネタを園行事に流用(簡単おやつやゲーム)。
絵本とリンクしたおやつ・音楽
- かぼちゃマフィン/パンプキンパイはアレルギー表示確認をルール化
- BGMはテンポ80–100の曲を選び、読み声より小さめに
どこで買える?紙or電子書籍の選び方
Amazon・楽天以外のオンライン書店
- 出版社直販:主婦の友社/ポプラ社 ほか(作品情報が正確)
- 紀伊國屋ウェブストア:在庫・取り寄せ状況が見やすい
紙の本 vs 電子書籍
- 未就学児は紙+ボード推奨(フラップ/かたぬきの体験価値)
- 小学生~大人は電子で“即読+検索”の機動力(文化誌・小説)
地域の図書館やイベントでの探し方
- カーリル(全国横断検索)/各県版例:カーリルローカル
- 国立国会図書館サーチ(サービス解説)
まとめ:今年の“読み”が、行事の記憶になる
- 1~3歳:触って当てる仕掛け絵本で“楽しい”を先に(例:ハロウィンのかくれんぼ)
- 4~6歳:物語+合言葉で“参加”(例:ハロウィン!ハロウィン!)
- 小学生:行事の意味や起源へ(例:ハロウィーンって なぁに?)
- 大人:文化誌や名作で季節を深く味わう(例:ハロウィーンの文化誌)
気になる本は早めに在庫確認を。園・家庭・英語時間、それぞれにぴったりの一冊が見つかります。
著作権やAIのガイドラインの関係でブログで紹介できませんが、AI活用で英語絵本のネイティブ音声読み聞かせも部分的には可能です。
親の英語負担を抑えつつ、子どもは本物の発音とリズムに早く触れられます。
参考・購入リンク(主要な一次/公的ページ中心)
- 『ハロウィンのかくれんぼ』:ポプラ社/作者ページ/公式通販(大型)
- 『だれ だれ? ハロウィン』:白泉社/PR TIMES
- 『ハロウィン!ハロウィン!』:白泉社/Amazon
- 『おおきなかぼちゃ』:主婦の友社
- 『ハロウィーンって なぁに?』:主婦の友社/絵本ナビ/紀伊國屋
- 『ハロウィン ドキドキ おばけの日!』:文溪堂
- 英語絵本:Little Blue Truck’s Halloween/Spooky Pookie/Pete the Cat: Trick or Pete
- 文化・大人向け:ハロウィーンの文化誌/The Halloween Tree/The Graveyard Book/Room on the Broom
- 図書館横断検索:カーリル/国立国会図書館サーチ
付録:読み聞かせ時間の目安
年齢 | 目安時間 | ポイント |
---|---|---|
1~3歳 | 3~7分 | しかけ+語彙1語ずつ |
4~6歳 | 7~12分 | 繰り返し文は合唱 |
小学生以上 | 10~15分 | 歴史・豆知識へ横展開 |
※時間は目安です。子どもの集中に合わせて、途中で切っても問題ありません。
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