親を病院や買い物に乗せていったとき、不安を感じたことありませんか?
まだ歩けてはいるものの、杖を使うようになり、「なんか危なっかしいな」と、目が離せなくなってませんか?
このままじゃ、転倒の不安が付きまといます。
この記事は、家族側の視点で、その不安を整理するためのものです。
それは「年齢相応」? それとも…?
見逃しやすい変化の具体例
最近、車の乗り降りに時間がかかるようになった。
足が思うように上がらなかったり、座面に腰を落とす瞬間にふらついたりする。
乗り終わったあと、親が必要以上に疲れていることがある。
常に座る場所を探すことが多い。
「できる」と言う親と、不安になる家族のズレ
親は「まだ大丈夫」と言う。
気持ちは尊重するけれど、事故が起きてからでは遅い。
どこから手を出すべきか分からず、躊躇してそのままになっている。
自分のことで忙しいので、判断を先延ばしにしてしまう。
まず整理すべきは「車」以前の問題
① 病気を打ち消す
ふらつくのは、老化かそれ以外か?
原因をはっきりさせてから、対処する。
本人が通院している病院があるならGOOD!
病気の心配が取れたら、次に進みましょう。
② 送迎や買い物時の工夫
まずは工夫からスタート。
時間・場所・道具を考える。
時間 あせらないような時間設定。
本人が急いでても、それを受けずに余裕のある時間の流れを作る。
本人が「いらち(イライラする性分)」の場合要注意!
場所 買い物先などの変更可能なら使いやすいところへ。
混雑が少なく、座る場所があるようなゆったりした場所がベスト。
道具 屋内の手すりに替わるような持ち手や杖の工夫。
ぐらつかないような取っ手を付ける。
乗り降りのときだけ3点支持の杖を用意。
ステップ(踏み台)を用意する。
(体重がかかる道具は事故にならないよう注意が必要)
③ 介助のやり方
介助と声掛け
元気なうちは誰でも介助されるのを嫌がるものです。
たとえ家族であっても、手助けする場合は本人の同意をとりましょう。
声をかけるタイミングひとつで、動作の安定感は変わります。
本人が集中してるときは要注意。
「乗り降りしやすい車」は人によって違う
チェックするのはヒップポイント
今のクルマのヒップポイント(地上からのシート高)を確かめてみましょう。
低いクルマは乗込み易くても立ち上がりにくい。
高いクルマは乗込みしにくいし、降りるとき危険です。
上記したようなクッションや踏み台、取っ手などを併用して、ベターな方法を考えましょう。
ヒップポイントは、クルマの仕様書にもほぼ載っていません。
また、実際問題として車外の立ち位置からシートまでは、いくらか幅があるので注意が必要です。
補助装置として「移乗シート」がありますが、後付けすると高額なものです。
個人差も原因の一つ
病気でなくても、衰え方は人それぞれ。
パターン化することはできませんが、本人の要望をよく聞いて、痛みの少ない姿勢・動かしやすい姿勢を見つけましょう。
ここで初めて選択肢のひとつに福祉車両
工夫は試した?
…と、しつこく書く理由のひとつは、昨今の物価高。
クルマの値段も高騰しています。
ということは、福祉車両も同様と考えていいでしょう。
後悔しないためにも、最後の手段。
でも、福祉車両は、あくまで選択肢の一つ。
あせる必要はありません。
相談の導線
まず誰に相談するか。
「ほけんの窓口」のような、メーカーや販売会社を比較して一番いい答を見つけてくれる機関があればいいのですが、残念ながらありません。
とりあえずネット検索してみましょう。
「福祉車両」で調べると、中古車販売店・買取店・メーカーなどが出てきます。
いくつかに問い合わせてみて、知識を貯めるのがいいのかな、という感じです。
でも消費者目線で教えてくれるところは余りなさそうです。
そこを目指しているのがこのサイトです。
広告は貼ってますが、一部のメーカーや販売店を紹介するものではありません。
少しでも本人の外出の一助になれば、嬉しいです。
まとめ
困ってから、考える、調べる、理解する、比較する…と、より良い答を出すのは、なかなか大変です。
困り始めの考え方として、記事を順番にお読みください。
福祉車両については、 考え方・選び方・制度などをまとめたページも用意しています。
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