『おむすび』を楽しみに観られている視聴者は、「何があったの?」という気持ちじゃないか、と思います。
女優橋本環奈さんのパワハラ疑惑の記事が発表され、なんだか騒々しいですよね。
本当のところを知りたい と思う方に分かりやすく説明します。
結論をいうと 「パワハラ」はなさそうです。
記事のための記事、 話題作り、といった感じです。
何があったか?
週刊文春の記事
10月31日発売の週刊文春で橋本環奈さんのパワハラ疑惑が報じられました。
『文春砲』などと言われる理由は補足で説明します。
その記事によると マネージャーがドリンクや日傘を出すタイミングを間違えると「使えねえなあ」などと言い強く叱責する。そういったことが原因でこれまで8人のマネージャーが退職している…というものです。
…いかにもワイドショーが好みそうなネタですね。
今回 騒々しいのはそれに対する事務所の(社長の)コメントが長文で、ツッコミどころがたくさんあるせいかと思えます。
事務所のコメント
*全文は後で載せます
まず関係者へのお詫びの言葉のあと、
橋本環奈のパワハラ発言に関した内容については事実無根 だと断言しています。
それだけで止めておけばよかったのですが、社長が橋本環奈さんを大切に思ってるあまり 非常に長文(饒舌)になり、コントロールできていない内容になってしまいました。
それが、自らパワハラをしているかのような部分のコメントです。要約すると…
「私がスタッフに厳しく指導することはあり、その内容を橋本環奈が言ったようにすり替えた。貶めようとする悪意を感じる」
どうやら「使えねえなあ」と言っていたのは社長自身だったようです。
また パワハラ以外に事実と異なる箇所として、伊藤社長の経歴をあげています。
橋本環奈さんのこととは別の話ですが、社長としては腹に据えかねたのではないでしょうか。
ここでは詳しく触れませんが、石田純一さんのマネジメントをしていたと書かれたことへの指摘です。
つまり記事に信憑性がないとの主張ですね。
最後に 橋本環奈さんのことをエピソードを交えてほめちぎっています。
皆さんのイメージ通りなので、そのイメージで判断してください ということですね。
お土産を買ってくること自体は大げさなエピソードではありませんが、社長の意図は伝わってると思います。
背景
小規模な芸能事務所
引用元:株式会社ディスカバリー・ネクストHP
上記画像を見ると分かりますが、有名タレントを多く抱える大手の事務所に比べると小さいようです。
失礼ですが 橋本環奈さんと穴井夕子さん以外は存じ上げません。すみません。
橋本環奈さんが事務所の圧倒的な稼ぎ頭であることは間違いないでしょう。
家族的な事務所で社長と二人三脚でやってきた、という噂通りなら、社長の熱のこもったコメントも理解できます。
橋本環奈の評判
以前から明るく社交的でしっかり者というイメージ通りです。
豪快に口を開けて笑う姿など飾らない性格ですね。
今までに悪い噂など皆無だっただけに 今回の記事は注目を集めたようです。
かつて所属していたアイドルグループ『Rev.from DVL』の元メンバー天沼まりあさんもXで擁護するコメントを書いています。
「全然ステージに立てないときも分け隔てなく接してくれてたいい人」とのことです。
橋本環奈さんの現在の人気だと大手のプロダクションから引抜きの話があってもおかしくありません。
でも『ディスカバリー・ネクスト』との関係を大切にしているのも彼女らしさかもしれません。
事務所の評判
以前の報道では、橋本さんが出演した映画の取材などを受ける際 事務所からメディアに注文が出されたということでした。
それは、「アイドル時代のことを聞かない」などで 橋本さんが聞いてほしくないのかと思われたそうです。
でも実際は〈マネージャーが不機嫌になる〉という変な理由だったそうです。
事務所側の悪い評判は特に聞きませんが、今回伊藤社長が自らの言動を漏らしたことで 注目されるかもしれません。
取材の対象者は?
そこで気になるのが、今回週刊文春の取材を受けた対象者です。
特定するような記事は出ていません。
事務所関係者か橋本さんが仕事をしている現場の人間か分かりません。
モヤモヤした印象ですね。
あくまで推察ですが、伊藤社長への不満なのかもしれません。
まとめ
今回の橋本環奈さんのパワハラ疑惑の記事は 信憑性はなさそうです。
有名人ですので ちょっとしたことでも誤解されて伝わったりするのはよくあることでしょう。
それよりも 社長の長文コメントに注目が集まりました。
普通 こういった事務所の声明として表に出すものは、顧問弁護士などがチェックするものです。
しかし、このコメントは社長一人で書き上げた感が強く それが社長自身のパワハラ疑惑として波紋を呼んでいます。
ただ 非の打ち所があるコメントだからこそ 社長(事務所)の橋本環奈さんへの愛情が強く感じられます。
タレントを守る、という点では成功したのではないでしょうか?
補足
『文春砲』とは 2016年ころ週刊文春が立て続けに事件記事をすっぱ抜いたので、俗語としてSNSで広まりました。
最後に社長が発表したコメントを載せておきます。
【以下、発表全文】
弊社並びに橋本環奈に御愛顧、お取引いただいております皆様へ。 この度は、一部週刊誌によって報道された記事に関して御心配をお掛けしております事、深くお詫び申し上げます。その当該記事に関して以下弊社としてコメントさせて頂きます。 まず記事にありました弊社所属女優橋本環奈のパワハラ発言に関した内容については事実無根であり明らかに事実と異なる内容であると断言致します。多くの芸能関係者や企業の皆様や共演者の皆様方と共にお仕事をさせて頂く中で常に女優としてだけではなく一人の「人」としてその思いやりや、共にお仕事する方への敬意と配慮を忘れず接してきた彼女に対してその言動を評価して下さる方こそ圧倒的に多く、それ故に一つのお仕事が終了しても同じ制作会社や御担当者の方々、企業の皆様からまた次の御依頼を頂くのは本人の表現力や応援して下さる多くの方々がいらして頂いていての事でありますが、やはりその人柄あっての事であり、橋本環奈と再度一緒にお仕事をしたいと思って頂けるからに他ならずであり、そこからも今回の様な言動をする事は無いと類推して頂けると思います。もともと裏表のない人柄でさっぱりした性格ですがいつも人には真摯に向き合い、それは外部の方のみならず弊社のスタッフにも同様であり暴言を吐くなどは論外です。これら記事にあったスタッフへの発言に関しては橋本環奈ではなく私が発したものであるとすればまだ理解できますし、私は確かにスタッフへ厳しく指導したり窘めたりする事はあります。今回は取材の対象者が私のそれらの発言を橋本環奈が発したものとしてすり替え、取材に答えたものと考えられ、貶めようという意図や悪意を感じます。今回の件で私の発言からそれがあたかも橋本環奈の言葉であるような記事が発売される事態を招いた事、環奈にも本当に申し訳ない思いで一杯です。これを機に受け取り側が不快を感じそれに怨嗟まで抱く事によってこの様な取材に対して事実と異なる発言をする契機を作るような事態を招いた事を謙虚に反省し、今後に関しては同様な事象が生じない様に第三者の意見もお聞きしながら社とスタッフへ改善を図って参る所存です。 斯様な記事に関しては内容に相違があると反論しても「取材には絶対の自信を持っています」と返ってくるのが常で、今回も何か反論すれば先方からはそのような対応が返ってくるのかもしれませんし、それは無意味な水掛け論になる事にもつながりかねないので弊社の見解は今回をもってとさせて頂き、細かく事実誤認を指摘は致しませんが、今回の記事についてはこのパワハラ発言以外にも明らかに事実とは異なった内容が散見されます。それらを鑑みても今回の記事に関しては明らかに不十分な取材であったというのは否めませんが、その中において全く無関係でありながら御迷惑をお掛けする方もおりますので敢えて一点この明らかな事実誤認だけは指摘させて頂きます。それは記事内にあった私の経歴ですが、石田純一様のマネジメントをしていたとありました。私は石田純一様のマネジメントに関わった事も関連する会社に在籍していた事も一切なく現場でお見掛けした程度で直接お会いし会話を交わしたことすらありません。石田純一様、並びにマネジメント会社、スタッフの方々へ御迷惑をお掛けする事に繋がってはいけませんのでこの記事の誤りに関しては言及させて頂きます。橋本環奈のマネジメントを12年担い、会社の経営者の経歴さえ大きく間違え記事化している事は些末な間違いではありません。これらを鑑みても今回の記事の信憑性に関してはあとは見る方々の御判断に委ねたいと思います。 繰り返しになりますが私自身は勿論、社の体質、体制を今後、同じ事態が生じない様に刷新改善をはかって参ります。橋本環奈に関しては多くの方が抱いて下さるイメージ通りの明るく、素直で思いやりのある女性です。つい先日もロケ先の福岡から戻って来た時に「人生で一番おいしいヨーグルトを見つけた。」とあの小さな体で大きなヨーグルトの袋を沢山抱えて会社のみんなへとニコニコしながらもってきてくれました。そんな心根の子です。どうか今迄の、そして今後の彼女の言動を見極め記事の様な発言を内外のスタッフに関わらず、しうるのかそうでないのか見極めて頂ければおのずと彼女の人間性は推し量って頂けるのではないかと思います。最後に日頃応援して下さる多くの皆様、弊社とお取引いただいております多くの皆様方に御心配をお掛け致しました事重ね重ね心よりお詫び申し上げます。大変申し訳ありません。何卒、橋本環奈への皆様の御印象に基づいてで結構です。引き続きの御愛顧を賜れましたら幸いです。
株式会社ディスカバリー・ネクスト 代表取締役社長 伊藤 功
引用元:デイリースポーツonline