大阪・関西万博の忘れ物センター徹底ガイド|場所・連絡先・受け取り

本記事は、大阪・関西万博(Expo 2025)会場内で「忘れ物」に気づいたときの初動対応から、東ゲート付近の忘れ物センターの位置・連絡方法・受け取り手順、警察移管後の郵送返還(送付依頼書)保管期限、さらに再発防止策までを一次情報に基づいて整理した実務ガイドです。海外からの問い合わせや子ども・高齢者向けの対策も含め、迷わず動けるように要点をまとめています。
根拠:会場内の窓口(東ゲート付近のLost & Found、案内所・休憩所8か所、会場外の交通ターミナルや各P&R管理棟)は公式FAQ(会場内にいる場合)に明記。会場外からは公式FAQ(会場外)で案内される紛失フォームを利用。電話受付時間は資料により表記差があるため、フォーム併用を基本とします。


目次

万博で忘れ物をしたらどうすればいい?

まずは落ち着こう。忘れ物に気づいたときの初動対応

  • 最後に所持していた場所時刻をメモ(スマホのメモや写真でOK)。
  • 来たルートを逆順で短く確認しつつ、近くの案内所・休憩所またはスタッフに声をかける。
  • 近ければ東ゲート付近の「忘れ物センター」へ向かう(公式FAQ)。

現地スタッフへの確認方法と状況共有のコツ

  • 伝える情報は「品名+特徴(色・メーカー・刻印・シリアル等)」「紛失推定場所」「時間帯」
  • 公式マップ(Accessibility A3)を開いて、ゲートや動線を指差し共有すると意思疎通が早い。

忘れ物センターの役割と対応フロー

  • 会場内の拾得物を一括で受け付け・照合・保管し、所有者へ返却。
  • 案内所・休憩所(8か所)、会場外の交通ターミナル/各P&R管理棟でも取り扱いあり。
  • 必要に応じて警察へ移管され、以後は警察の手続きに従う(公式FAQ)。

万博忘れ物センターの場所・連絡先・営業時間

会場内の忘れ物センターの位置とアクセス

東ゲート付近にLost & Found Centreを設置。動線・ゲート位置はOfficial Map (A3)Accessibility Map (A3)で確認可能。

電話・オンラインでの問い合わせ方法

項目内容一次情報リンク
オンライン(会場外から)公式FAQが案内する紛失フォームに必要事項を記入して送信。メール対応は平日9:00–17:00目安。公式FAQ(会場外)Lost Item FormEnquiries(メール対応時間)
電話(総合コンタクトセンター)0570-200-066。資料により受付時間表記が異なる(例:9:00–17:009:00–22:00)。つながりにくい場合は上記フォーム併用が実務的。電話案内(例:9:00–17:00)公式マップ(9:00–22:00表記)
会場内(その場で)最寄りの案内所・休憩所(全8か所)または東ゲート付近 忘れ物センターへ。公式FAQ(会場内にいる場合)

繁忙期の対応時間と注意事項

来場ピーク時は電話が混み合います。品名・特徴(ブランド/色/シリアル等)・時間帯・ルートを具体的に記してオンラインフォームから送ると照合が早いです。


忘れ物の受け取り方法と必要書類

現地受け取りと郵送対応の違い

  • 会場内保管中:忘れ物センター等で現地受け取り(本人確認あり)。
  • 警察に移管後:所管警察署での受け取りが原則。事前連絡と書類送付(送付依頼書+身分証写し)により、着払いの郵送返還に応じてもらえる場合あり(大阪府警:落とし物の受け取り)。

本人確認に必要な身分証・記録方法

  • 氏名・住所が分かる身分証(運転免許証、健康保険証、パスポート等)。
  • 警察保管なら受理番号を控えておく(連絡時・郵送依頼時の照合が早い)。

受け取り可能期間・保管期限に注意

警察保管は原則3か月。傘・衣類などは比較的短期で処分の可能性もあるため、早めの手続きが鉄則(警察庁(英語))。


返ってくる可能性は?取り扱いの実例と実務ポイント

よくある忘れ物とヒット率を上げる工夫

  • 多い例:タオル、帽子、傘、各種カード、公式グッズなど。
  • 特徴(色・素材・刻印・シリアル)+時間帯+動線をセットで伝える。問い合わせは同一案件で更新(追記)して重複対応を避ける。
  • 併せて大阪府警「落とし物公開情報」を並行検索すると回収確率が上がる。

貴重品や身元情報を含む物品の扱い・警察との連携

高額品や身元情報を含む物品は速やかに警察へ移管3か月保管の原則のもと、受理番号をキーに返還手続きが進む(警察庁(英語))。


遠方・海外からの場合の対応方法

郵送での届出・受け取りフロー(国内・海外)

  1. 会場での紛失が濃厚ですでに会場外にいる場合:公式FAQ(会場外)が案内する紛失フォームから照合依頼。
  2. 警察保管に移管されたと案内された場合:所管警察署に事前連絡のうえ、
    送付依頼書(PDF)(テンプレ)/ 記載例(PDF)
    身分証の写し
    事前送付(多くは着払いで返送)。詳細は大阪府警:落とし物の受け取りを参照。
  3. 海外宛の返送可否や手順は各警察署の判断に従う。全国的な基本事項は警察庁(英語)で確認可能。

代理受領(家族・友人が受け取る場合)

委任状や代理人の身分証が求められる場合あり。詳細は所管署の指示に従う(大阪府警:落とし物の受け取り)。

避けたいこと

  • 複数窓口への同時・重複送信、曖昧な特徴の申告、SNSへの個人情報投稿は照合遅延・情報漏えいの原因に。
  • 公式窓口に一本化し、同じ案件スレッドに追記していく。

【深掘り】郵送の専用フォーム(送付依頼書)を詳細に解説

ここで言う「専用フォーム」は、オンラインではなく警察への“送付依頼書”(郵送返還のための書面)を指します。
大阪府警の公式ページテンプレPDF記載例PDFが公開されています。様式は任意ですが、公開様式の利用が確実です。

送付依頼書の取得先

記入前の準備(所管警察の特定)

  1. 保管している警察署名受理番号を確認(会場・事務局や連絡済みの署から案内)。
  2. 郵送返還が可能か、必要書類・送付先(例:会計課)・送料の扱い(多くは着払い)を確認。

送付依頼書の主な記入項目(公式PDFの構成に基づく要点)

  • 日付(年/月/日)
  • 宛先:例「大阪府 ○○警察署長 殿」
  • 申請文:例「来署が困難なため、受理番号 第◯◯◯号物件(例:長財布)を送付してください。」
  • 1) 送付先:住所(郵便番号付)/氏名(または名称)/日中連絡先
  • 2) 送付方法(例:ゆうパック/宅配便)
  • 3) 送付料金の支払方法(例:着払い
  • 受理番号:所管署から教示された番号を記入

同封する書類

  • 本人確認書類の写し(氏名・住所が分かるもの:運転免許証/健康保険証/パスポート等)
  • 署の指示があれば委任状(代理受領時)や受領書など追加資料
  • 住所の記入ミス防止のため、英字併記・部屋番号・建物名まで明記(海外宛は国名も)。

送付先・所要期間の例(参考)

例:曽根崎警察署 会計課へ郵送し、到着後に順次発送。到着まで2週間〜1か月程度かかる場合あり。必ず所管署の最新指示に従う。

海外からの利用時の注意

  • 送達可否・方法は所管署の判断。代理受領や国際配送の可否、必要な追加書式(委任状の言語など)を事前確認。
  • 全国的な基本事項は警察庁(英語)「Submit a Lost Property Report」を参照(3か月保管の原則・送付依頼書+IDコピーの事前送付の説明あり)。

ポイント:送付依頼書は「記入漏れ」「住所の表記揺れ」で差し戻しになりがち。受理番号・送付先住所・連絡先公式案内メール等の表記に完全一致させるのが安全です。


忘れ物を防ぐためにできること

イベント前チェックリスト

  • 身分証、交通系IC・クレジットカード、スマホ、モバイルバッテリー、帽子・タオル、チケット(アプリ)。
  • ラベリング(名入れ・連絡先)、AirTag/Tile等のタグを鍵・財布・カバンに。
  • 出発前に荷物の中身を写真で記録(説明時のエビデンスに)。

スマホアプリやタグでのリスク対策

  • 端末の「探す/紛失モード」を事前確認・有効化。
  • シリアル番号・端末識別情報をメモ。

子ども・高齢者の忘れ物対策

  • 目立つ目印連絡先カードを身につける。
  • 休憩所を出る前に「持ち物点呼」をルーチン化。
  • ベビーカー/車いすのポケットは空にしてから移動

図解(テキスト):会場内での忘れ物対応フロー

気づく
→ 最寄りの案内所・休憩所で申告
→(近ければ)東ゲート付近の忘れ物センターへ
→ 照合・保管返却(本人/代理)
  ↘ 必要に応じて警察へ移管警察で保管(原則3か月)返還/処分
(根拠:会場内窓口の配置・東ゲート位置・保管期間の原則)
  

参考リンク(一次情報・テキストで明示/コピペ可)


この記事を書いた人

やんち
出歩くのが好きなやんちが、外出が困難な方に役立つ色んな情報を発信しています。

住所:大阪
仕事:技士をしていましたが現在事務職です。
趣味:テニスと英語
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