はじめに
大阪・関西万博が会期の3分の1を迎え、はじめ行くつもりがなかった人やのんびり構えてた人も、行きたくなってきたのではないでしょうか？
しかし、移動に制限のある方々にとっては少し困った事態になっています。
夢洲障がい者用駐車場が早期に予約枠が埋まり、現在は閉幕まで満車の状態が続いています。
本記事では、そんな中でもスムーズに万博を楽しむために、代替手段となっている「舞洲P&R駐車場A」の活用法を中心に、移動困難な方に役立つ情報を丁寧にご紹介します。
1. 夢洲の障がい者用駐車場が使えない理由
■ 予約制・満車状態の背景
夢洲の障がい者用駐車場は、バリアフリー対応がされており、東ゲートに隣接した便利な立地。
しかし予約制で、しかも利用対象が限られているため、混雑期を前にすでに枠が埋まっています。
それを受けて、5月23日に調査が行われました。
＊字が小さく申し訳ありません。
■ 誰が影響を受けているのか
今から予約する車いすユーザーや杖を使う方など移動困難者が影響を受けています。
舞洲P&R駐車場に障がい者枠が開設
大阪市は、夢洲の障がい者用駐車場が満杯となっている状況を受け、2025年5月24日から「舞洲P&R駐車場A」に障がい者枠（当日予約制）を開設しました。
- 対象台数：約100台（自家用車）
- 対象者：「特別割引券対象者」または「傷病等で車椅子・歩行具を利用しないと移動が困難な方」
- 利用料金（駐車＋シャトルバス往復）：
- 繁忙期：3,250円
- 通常期：3,000円
- 閑散期：2,750円
- 予約方法：当日0時頃より、「タイムズのB」
予約するにはタイムズクラブへの登録が必要です。
※駐車場所や乗降場は係員が現地で案内します。
※阪神高速の指定ルートを使うことが推奨されています。
2. 舞洲P&R駐車場の概要
■ 舞洲P&Rとは？
舞洲の臨時駐車場を拠点に、夢洲までシャトルバスが運行されており、ここが現在の有効なアクセス手段となっています。
■ 駐車場の場所とアクセス
大阪市此花区の舞洲エリアに設置。車でのアクセスは比較的スムーズで、万博専用の導線も設けられています。
＊間違って「夢洲障がい者用駐車場」に行かないよう注意してください。
■ 利用対象と料金
・障がい者用車両も受け入れ可能なエリアが一部設置
（特に幅広い駐車スペースを区切っていません。係員がコーンを置いて対応しています）
・通常の駐車料金（時間制／定額制）＋シャトルバス料金
■ 予約方法
タイムズのB での当日予約が必要です。
3. 舞洲から夢洲までの移動方法
■ シャトルバスの運行情報
・約15分間隔で運行（所要時間：約15〜20分）
・大阪シティバスのバリアフリー対応車両が運行しています。車いす乗降可能です。
■ バス停までの移動に注意
駐車場からバス停まではやや距離があります。車いす利用者や歩行が不安な方は、付き添いがいると安心です。
4. 今後の混雑期に向けた移動困難者へのヒント
● 混雑を避けるための時間帯選び
夕方以降は比較的空いています。スムーズに入場・移動ができます。（5/30現在）
● 事前に準備しておくべきこと
チケットはスクショか紙印刷しておくと安心です。
公式マップも同様。休憩所やトイレの位置確認も事前に。
ペットボトル飲料を一本カバンに入れておきましょう。
帽子はこれから必需品。あと熱中症対策の冷感グッズも。日陰がありません！
よく寝て、体調を整えておきましょう。意外と大事！
● 会場内での移動サポートやサービス
・多目的トイレ
・休憩スペース
・車いす・電動モビリティ貸出
・優先レーン案内（並んでる方には申し訳ないけど、パビリオン待ちの先頭に誘導してくれます。レストラン待ちは除外）
● 実際に行って分かったこと（５/30）
- 目的のパビリオンが遠くても、大屋根リングを使うと移動がスムーズ。人の流れが二方向のため、動きやすい。
- モビリティ（電動カート）は5/30時点では余裕あり。夏休みや閉幕期は早めの申込が無難。
5. まとめ
障がい者や移動に不安がある方にとって、現在の万博会場へのアクセス（自家用車駐車後の移動距離）は決して容易とはいえません。
舞洲P&Rの活用と事前準備を通じて、安全で快適な万博体験を目指しましょう。
余談ですが、舞洲駐車場Aの予約のため、0時前にスタンバってました。
が、うたた寝をしてしまい、0時何分かになりましたが難なく予約出来ました。
駐車場枠に余裕があるような感じでしたが、あくまで５/30現在の状況です。
予約可能になった時点での行動をオススメします。
６/1㈰は10時半すでに満車状態です。
満車になったのが何時頃か分かりません。0時に予約することをオススメします。
※この記事の情報は2025年5月30日時点のものです。最新情報は公式サイトをご確認ください。
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