目次
はじめに
2025年大阪・関西万博の開催で、多くの人が夢洲を訪れています。車椅子利用者やその家族にとっても、万博は特別なイベントですが、アクセスに関しては不安の声も多く聞かれます。
中でも深刻なのが、「夢洲の障がい者用駐車場が満車で予約できない」問題です。本記事では、その現状と代替案、さらにはバーチャルで楽しめる万博の方法まで、包括的に紹介します。
現在の状況:夢洲の障がい者用駐車場は予約困難
夢洲の障がい者用駐車場は、事前予約制となっています。ところが、もうすでに閉幕まで満車状態で予約が取れません。
夢洲で空いている土地はなく、スペースを広げることは無理なようです。
● 対象となる車両
- 「特別割引券対象者」が乗車する車両
- 「傷病などで車椅子または歩行具を利用しないと移動が困難である者」が乗車する車両
舞洲駐車場+シャトルバスの利用が代替案
予約方法は まず「タイムズのB」に登録します。
当日予約のみですので、午前0時に予約しましょう! もちろん早い者勝ちです。


予約方法については こちらの記事 をご覧ください。
舞洲に障がい者用駐車スペースが整備されました
夢洲の予約困難を受け、万博運営側は舞洲(まいしま)パーク&ライド駐車場の一部を「障がい者用エリア」として利用可能にしています。
- 台数に限りあり。一日100台(早めの利用を推奨)
- 夢洲までのシャトルバスが運行(バリアフリー対応)
シャトルバス情報
- バリアフリー対応(スロープ付き)
- 車椅子スペースあり(台数制限あり・2台くらい)
- 乗車時間:約15分(混雑時は延長も)
注意点:
- 夏場は待機列での暑さ対策が必要(帽子、携帯用ファンなど)
- 雨天時はバス停に屋根がない場所もあり
車椅子利用者向けの現地情報
バリアフリートイレ・休憩所マップ
- 会場内には多くのバリアフリートイレがありますが、混雑時間帯は注意が必要
- 日陰になるスポットは 大屋根リングの下など限られています。
スタッフのサポート体制
- 各パビリオン前にパビリオンスタッフがいたりいなかったりです。
パビリオン待ちで長い列ができると、どこにいるのか分かりません。
やっぱりやめようかな…という方へ:バーチャル万博
考え方を変えて、バーチャル万博で参加するのも一つの手です。
オンラインでの楽しみ方
- 公式オンライン万博で各パビリオンの映像配信
- メタバース空間での万博体験が可能
- 自宅でゆっくり楽しめる工夫が多数
【公式バーチャル万博】https://virtual.expo2025.or.jp/
チェックリスト|移動困難者が万博を楽しむための準備
内容 | 確認済み? |
駐車場の事前予約(夢洲 or 舞洲) | □ |
チケットを紙に印刷 | □ |
熱中症対策グッズ(帽子、飲料等) | □ |
バリアフリートイレの位置確認 | □ |
モバイルバッテリー | □ |
まとめ
夢洲の障がい者用駐車場が満車で使えない状況は、多くの方にとって大きな壁です。
しかし、舞洲駐車場の活用やシャトルバスの併用、そしてバーチャル万博の選択肢によって、楽しむ方法はまだまだあります。
事前の情報収集と準備が、移動困難者でも安心して万博を楽しむ第一歩になります。どうかこの記事が、あなたのお出かけの一助となれば幸いです。
参考リンク一覧
- 万博公式サイト:https://www.expo2025.or.jp/
- 駐車場予約サイト:https://www.expo2025.or.jp/access/
- バーチャル万博:https://virtual.expo2025.or.jp/
- バリアフリーマップ(PDF):https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250515/
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