
2月19日水曜日9時50分上映の映画「港に灯がともる」を観に行きました。
ここで映画の解説をするわけではありません。
テーマは、サブタイトルの通り「乗降スペースが必要なドライバーのクルマの停め方」についてです。
乗降スペースが必要なドライバーとは、「車椅子あるいは杖など補助具のために、運転席ドアを一杯一杯開けないと乗り降りできないドライバー」のことです。
私がとった方法が、駐車場で困っている方の参考になれば幸いです。
順番に見ていきます。
駐車場に関するリサーチ

街中にある平置き時間貸しの駐車場には、普通両サイドに余裕のあるスペースはありません。
なぜなら、スペースを作ることは、ランチの繁盛店がわざわざ席数を減らすようなもので、経営に逆行するからです。
あるとすれば、区画上たまたまスペースがある場合だけです。
また、あったとしても、ロック板駐車場だと乗り降りに転倒のリスクが出てきます。
現実は立体駐車場かタワーパーキングが多いようです。
大丸神戸店の駐車場には障がい者用駐車場もあるようですが、1時間600円と高額です。
いくらか買い物をすれば無料になるようですが、映画を観るたびに何千円も買い物をするのは現実的ではありません。
地下鉄に関するリサーチ

映画館に近い駅は、地下鉄海岸線の「旧居留地・大丸前」です。
そこで、近隣の駅近くにクルマを停めた場合にかかる費用として、地下鉄の料金を調べました。
終点の「三宮・花時計前」は省いて、西側の駅の運賃を見ていきます。
すべて「旧居留地・大丸前」までの運賃です。
「みなと元町」:210円
「ハーバーランド」: 210円
「中央市場前」: 240円
「和田岬」: 240円
「御崎公園」: 240円
これらの料金を見ると、往復500円以内で納まるのが分かります。
地下鉄沿線の駐車場に関するリサーチ

映画館近くのようなことはなく、平置き駐車場はあります。
ただやはり、広い乗降スペースは望めません。
そこで個人の駐車場を調べました。
個人で貸し出している駐車場を調べるサイトには、「アキッパ」や「徳P」などのサービスがあります。
これらのサイトを活用することで、乗降スペースのある駐車場を見つけやすくなります。
駐車スペースの写真とサイズが載っていますので、それで確認できます。
コンパクトカーの場合だと、車幅が160㎝前後ですので横が2m位の駐車スペースを探します。
2mなくても写真で障害物がないのが確認できれば、利用できるでしょう。
結論
これらのリサーチを踏まえ、どのように駐車場を選ぶかを考えました。
地下鉄沿線の駐車場で安い場所を見つけ、運賃もそれほどかからなければ、リーズナブルに映画館に行けると判断しました。
実際に私が選んだ方法は、御崎公園駅近くにある500円で借りられる東の駐車場を利用することでした。
往復の運賃を合わせても1000円以内で納まり、非常にリーズナブルでした。
特に御崎公園駅は、ヴィッセル神戸のホームグラウンドであるノエビアスタジアムの近くにあります。
試合がない日は個人で安く駐車場を貸し出している方もいるため、利用しやすいと感じました。
また、中央市場前駅は「イオンモール神戸南」と直結していますが、駐車場の適正利用の観点から、買い物以外の目的での長時間駐車は、少し疑問に感じます。
念のため、イオンモールへ問い合わせを行っていますので、回答を貰えれば開示します。(2025/2/24)
2/26に回答頂きました。以下抜粋(青字)です。
この度2025年3月1日(土)よりイオンモール神戸南をご利用いただくお客さまの快適性向上と駐車場の適正利用を目的に、駐車場のご利用条件とシステムの変更を行うことといたしましたので、駐車場の有料無料に関わらず当モールをご利用いただくお客さまのための駐車場とさせていただいております。
なお実際は当モールご利用時以外の駐車につきまして、区別することは難しいというのが実態ではあります。
上記の点、何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
ということですので、ご自身の判断でご利用ください。
大丸のような1時間600円の駐車場では、映画をゆっくり楽しむことが難しくなるため、地下鉄併用するにがベストだと判断しました。
まとめ
今回のリサーチを通じて、車椅子ドライバーや乗降スペースが必要な方が駐車場を選ぶ際には、以下のポイントを押さえると良いとわかりました。
町中の駐車場は乗降スペースが限られているため、あらかじめ調べることが重要。
地下鉄など他の交通機関との併用は面倒くさいですが、コストを抑えられる可能性がある。
個人で貸し出している駐車場を活用することで、よりリーズナブルな選択肢が見つかる可能性がある。
映画を観る際に駐車場の料金を気にすることなく楽しむために、事前のリサーチと計画が大切だと改めて実感しました。
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