事故に遭遇したり、病気になったり、足腰が弱くなったり…これらは生活を大きく変えてしまうことがあります。
モノ、工夫、情報を駆使して、以前の生活にできるだけ近づけましょう。
不安の種類と減らす方法は…?
トイレに関する不安を和らげる2つのポイントと、移動に関する不安を和らげる3つのポイントを一緒に見ていきましょう!
- トイレを確保する
- リハビリパンツを着用する
- 駐車スペースに賢く停める
- 雨を避ける
- 段差・傾斜・急こう配の歩道を切り抜ける
順番にみていきましょう!
トイレを確保する
一般のトイレを利用できる場合は問題ありませんが、バリアフリートイレが必要な方や急を要する方にとっては、常に利用可能なトイレがなければ、何をしていても安心して楽しむことができません。
近くにあるからと言って安心できるものではないんです。
これを解決する方法はいくつかあります。
ひとつは、情報サイトの活用です。
例えば Check A Toilet ユニバーサルデザイントイレマップ
車椅子でお出かけ – バリアフリーマップ – (barrier-free-map.com) です。
全国にわたって網羅され、行きたい場所を検索することができます。また、トイレの情報も次々と更新されています。
個人ユーザーとしても登録可能なため、僕も写真を添えていくつか登録を行いました。
しかし、隣町のラーメン店に行って長居した場合、店のトイレが利用できれば良いですが、そうでなければ最適なトイレを見つけるのは非常に困難だと思いませんか?
コンビニを利用するのがオススメです!
利用手順は……
グーグルマップで行きたい場所の地図を開く。
続いて「コンビニ」を検索すると
ズラッとコンビニが表示されます。
写真を見て、入りやすそうな店か確認して
トイレの仕様については電話番号も表示されるので
電話をかけて聞いてみるのがいいでしょう。
ここでお願いが一つあります。
コンビニのトイレを使う際は、何か商品を購入してくださいね。
これはお互いに快適に利用するためです……。
さて、トイレに関する不安を軽減するための第二のポイントがあります。それは……
リハビリパンツを着用する
これは付けたことのない方にとっては、かなりハードルは高いです。笑
しかし安心感は絶大です。
多くのメーカーから様々なタイプが発売されているので、ご自身に合った使いやすいものを選んでくださいね。
続いて、移動の不安を和らげるポイントを見ていきましょう。
電車では、駅構内や乗り換えも基本的にバリアフリー対応となっているため、ここでは詳細は省略します。また、他人(サポーター)が運転する自動車の場合、特に不便を感じることはないでしょう。
ここではご自身で運転する場合を考えます。
駐車スペースに賢く停める
杖を使っておられますか?
それとも車椅子を使用されるのでしょうか?
いずれにせよ、乗り降りの際に隣の車に接触しないよう、広いスペースが必要になりますね。
通常の駐車場では、右側に余裕がある場所を探します。例えば、左側に壁がある場所や区画の端などです。
それが見つからない場合は、残念ながら諦めるしかありません。泣
それでも、最近「思いやりスペース」などを設けた駐車場が増えていると感じます。
でもあなたが一人で次の写真のようなケースに遭遇したらどうしますか?
コーンを設置して、必要のない方に駐車を避けてもらうのは助かりますが、車いす使用者にとって自分だけでは対処が困難です。
誰かに声をかける必要が出てきます。
あと時間貸し駐車場については、ナンバー読み取り式が増えてきていますが、厄介なのはロック板式駐車場です。
問題点は、運転席側にロック板が設置されていることです。これにより乗り降り時の転倒リスクがあり、車椅子を平らに置くことができません。
対処方法としては助手席側にロック板がくるように駐車するしかありません。
バックで道路に出ることになるので注意が必要です。
もう一つ気になるのは、精算後にロック板が下がり、再び上がるまでの時間です。調査によると、会社によって異なり、一般的には3分から5分の間が多いようです。
雨を避ける
最優先に考えるべきは、特に用事がない限りは外出を控えることです。
怪我をしなくても、無駄にリスクを冒す必要はありません。
しかし、どうしても外出しなければならない場合は、十分な準備をしてから出掛けましょう。
傘と杖は両立しません。相性が悪いんです。
合羽を着用し(車椅子用もあります)、フードを避けて雨用の帽子をかぶることをお勧めします!これにより前方がより見やすくなります。
少量の雨であれば、「さすべえ」を車椅子に取り付けることも一つの選択肢ですが、それによってサポーターが押しにくくなる可能性があります。
他のサイトからの引用をしておきます。
引用元:大阪で人気の「さすべえ」とは?自転車用傘ホルダーの利便性と注意点を紹介(2ページ目) | CYCLE NOTE (cycle-note.jp)
段差・傾斜・急こう配の歩道を切り抜ける
整備された歩道が続く幅員の広い道路は快適ですが、そうでない道路が多いのは問題ですね。
切れ切れの歩道や坂だらけの歩道には憤りを感じます。
最も推奨されるのは、交通作業員が着用する反射板付きの安全服です。しかし、日常的に着る人はいないため、以下のような服装がおすすめです。
視認性の高い配色
黄色×黒
赤×白
緑×白
濃い青×黄色かオレンジ など
また 夜間は反射板やセーフティーライトがあると便利です。
車からの視認性を考えると、ぶらぶら揺れているのもありです。
まとめ
不安なくお出かけするためには準備が必要。
- 使えるトイレをあらかじめ決めておきましょう
- リハビリパンツ使って安心しましょう
- 乗り降りしやすいよう車を停めましょう
- 雨はなるべく避けましょう
- 車道が近いときは目立つ服装をしましょう
このブログでは、あなたが行きたい場所に行けるようサポートしていきます